MENU CLOSE
着物大事典
こんにちは~!もーです! 今回は京都にある蓮華寺についてご紹介するのですが、みなさん、このお寺のことを知っていますか?京都の有名な寺と言えば金閣寺や銀閣寺、清水寺ですよね?もちろん、このお寺のことを知っている方もいらっしゃると思いますが、実は私最近知りました(;・∀・)最近、お寺や神社にハマっちゃってて、京都にあるいろんなお寺や神社を探していたらなんかすごくよさそうな雰囲気のお寺を見つけたんです!しかもここは、「きゅうり封じ」という面白い行事もあるみたいですよ!気になりませんか???みなさんもぜひ最後まで読んで、蓮華寺の魅力について知ってくださーい!
【目次】
☆蓮華寺とは
☆蓮華寺の素敵なお庭にうっとり♡
☆蓮華寺にしかない「石灯籠」って???
☆きゅうりに護符を埋め込む!?「きゅうり封じ」!
蓮華寺(れんげじ)は京都府左京区の山の麓にある天台宗のお寺です。京都の中心部から電車やバスで一時間弱という少し離れた場所にあるので、落ち着いた雰囲気の場所です。現在、蓮華寺は鴨川源流の高野川のほとりにありますが、もともとは七条通りにあり、西来院という時宗のお寺でした。現在の七条通りには、三十三間堂や京都国立博物館、京都水族館、西本願寺などがあるところで、京都駅のすぐ近くですね!当初は京都駅の近くにあったんですが、応仁の乱で焼失してまったんです!
その後、江戸時代初期1662年に加賀前田藩(現在の石川県金沢市)の家臣、今枝近義(いまえだ ちかよし)によって再建されました。近義は上高野(現在、蓮華寺があるところ)に庵があった地に寺を建立したいと願っていた祖父の遺志を継ぎ、菩薩のために草庵を寺にし、今の地に蓮華寺を移しました。その時、実蔵坊実俊(じつぞうぼうじっしゅん)という比叡山延暦寺の僧が開山をしたことから、時宗から天台宗のお寺に変わりました。
蓮華寺の造営の際、石川丈山や木下順庵、狩野探幽らが協力しました。数多くの文人達の協力のおかげで、江戸時代初期の池泉観賞四季の典型的な庭園をもつ寺になったといえるんです!
文人たちが協力して造られたお庭ってすごく気になりますよね?次の目次では「池泉回遊式庭園」についてご紹介します!
蓮華寺の庭園は、境内の仏殿と書院に面する形で造られた「池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)」です。
まずは「回遊式庭園」について説明します!「回遊式庭園」は、日本庭園の形式の一つで、園内を回遊して観賞する庭園のことを指します!一般的な形式は池泉回遊式庭園で、これは大きな池を中心にし、その周りの小道を巡らし、池の中に島や橋、そして石を設けたものです。東京だと六義園や小石川後楽園、金沢だと兼六園、京都だと天龍寺や金閣、銀閣にある庭園の形式です。
話ずれちゃいましたね、ここでは蓮華寺の魅力を伝えなきゃいけなかった(;・∀・)蓮華寺のお庭は、書院に面する形で造られているので、額縁越しに眺める風景が人気です!画像検索すると、畳が手前にあり、美しいお庭が奥に見える遠近法で撮られた写真ばかりですね!広々とした畳と奥に広がる庭にどこか想いを馳せたくなる風景です。秋の紅葉の時期は真っ赤な紅葉、夏の時期は爽やかな新緑が絶景!夏も秋も楽しめます!冬の時期は楽しめないんじゃないのかなと思われがちですが、実は冬に訪れても素敵な場所なんです!
冬になると、紅葉の時期に賑わっていた大勢の人だかりは少なくなり、落ち着いた雰囲気を味わえます。落葉した冬の時期には、蓮華寺にしかない「石灯籠」や造園当初に建立された石碑など、多くの石造物が顕わになります。岩に付着した苔を見て、わびさびを感じることもできるでしょう。
ここで注目したいのが、蓮華寺の「石灯籠」!!!「石灯籠(いしどうろう)」について知らない方も多いと思うので、説明します。これはお寺や庭園で用いられており、石で造られた灯籠のことです。代表的なものは春日型というものや雪見型です!「石灯籠」のイメージつかない人は、画像検索してみてください!
蓮華寺の「石灯籠」は、蓮華型式石灯籠と呼ばれ、急こう配の縦長の笠が取りついているのが特徴です。長い帽子に似ていますね!コックさんの帽子?イギリスの近衛兵の黒くて長ーい帽子の形にも近い気がします。しかも六角形の笠なんです!あまり見ない形ですよね!書院から見て、裏側の本堂正面に2つの石灯籠がならんでいますが、高さはなんと1m90cm!!!!!すんごく高いですね!もーの理想の結婚相手ぐらいの身長!(笑)この灯籠、茶人には好かれている灯籠だったみたいで、この庭園を利用した茶会がよく開かれていました。
実は蓮華寺で一番気になっていたのはこれ!「きゅうり封じ」という行事!名前からして、すんごく面白そうなイベントだと思いません?きゅうり封じとは、弘法大師(空海)が、病気や苦しみ、悪いむくいを招くような行いを断ち切って、病苦を和らげ、丈夫で長生きし、安楽に往生できるようにと願いを込めているもので、五智不動尊をつくられた際に残された秘法なんです。これは7月の前夜祭と土用の丑の日に行なわれているみたいです。
気になる「きゅうり封じ」の方法について紹介します。まず、お寺できゅうりを人数分いただき、名前、数え年、願い事を紙に書きます。不動堂で3週間前から拝まれた護符がきゅうりを一本一本に埋め込まれ、拝んでいきます。その後、きゅうりを持ち帰り、3日間朝晩、痛いところや悪いところをきゅうりでさすりながら、御真言を唱えます。そして4日目の朝、人が踏まない清浄な土にきゅうりを埋めるという手順だそうです。
ところでなぜきゅうりなんでしょうか?きゅうりは、95%が水分であるため、きゅうりで身体をさすると身体の悪い部分がきゅうりに溶け込みやすいと昔から考えられていたそうです。
そういった理由で、悪いものを吸い取ったきゅうりを土の中に埋めるのか~~~!もーは納得しました!私もこの行事にぜひ参加したいです!
気になる方は蓮華寺のホームページを確認してみてくださーい!
着物レンタルVASARAは全国に店舗を構えています!!!!365日毎日たくさんのお客様の着付けやヘアセットを請け負っているスタッフが、短時間であなたをかわいく変身させます!ひとりひとりの体に合わせて、スタッフが美しく着物を着つけます!!しかもヘアセットの心配もゼロ!!わざわざ美容院に行かなくても、あなたに似合うヘアセットをスタッフが手際よく行います!!!!!!
着物レンタルVASARA京都駅前店 https://en.vasara-h.co.jp/shop/detail.html?id=20
カテゴリー
タグ